市場概況:
今週(2024.4.12~2024.4.18)、重曹市場全体は若干下落しました。木曜日の時点で、重曹市場の平均価格は1トン当たり1,776元で、先週の平均価格と同じだった。コスト面で見ると、ソーダ灰価格は最近若干上昇しているが、振幅は大きくなく、下値支持は限られている。供給面では、各企業がメンテナンスを完了し、内モンゴルでの生産再開を続けている。供給は主に安定しています。需要面では、下流企業は商品の受け取りに前向きではなく、ペースは遅く、市場全体の需要は低迷しており、需要と供給の間には一定の矛盾があります。工業用グレードの価格は安定していますが、食品グレードの価格は個別に引き下げられます。市場全体の取引雰囲気は明るく安定しています。来週も価格はあまり変動しないと予想されます。
市場価格(4月18日現在)
工業グレードの重曹の市場価格: 中国中部のメーカーからの 1,700 ~ 2,150 元/トン。中国東部のメーカーからは1,600~2,400元/トン。
食品添加物グレードの重曹の市場価格: 河南省の現地市場価格は約 1,600 元/トンです。両湖地域の主流の工場外価格は税込み1,500~2,050元/トン。天津市場の早期約定注文価格はトン当たり2,100元程度。山東省の現在の主流の重曹市場価格は 1,600 ~ 2,400 元/トンです。また、青島アルカリ工業の特注品の価格は主流品とは明らかに異なり、1トン当たり約2,400元となっている。西の青海省に隣接する地域の現在の価格は 1,400 ~ 2,000 元/トン、内モンゴル東部と東北地方に隣接する地域の市場価格は 2,000 元/トンです。中国南部のユーザーの場合、省内外の商品価格は 2,000 ~ 2,400 元/トンです。
飼料用重曹の市場価格:主流の工場出荷時の税込み価格は、1トンあたり2,400~3,000元程度。医薬品グレードの重曹の税込み工場出荷価格は、カテゴリーによって大きく異なり、1トンあたり3,000〜10,000元の範囲です。年間の産業生産量は約20,000トンです。予想される需要の伸びは国の状況や政策に関連しています。 (白川英福)